先週の主な出来事

4日:イースターマンデー、清明節

5日:3月ISM非製造業景況指数(総合):63.7

6日:スイス金融大手クレディ・スイス・グループは、米ヘッジファンドとの取引で44億スイスフラン(約5200億円)の損失が生じると発表。
人権侵害に関与した外国の当局者へ制裁を科す議員立法制定を検討する超党派の議員連盟が、国会内で設立総会を開いた。日本も中国のウイグル族の人権問題で対中制裁に踏み切った米欧に足並みをそろえるよう促す。
欧州2月失業率:8.3%

7日:中国の戦闘機など15機が台湾の防空識別圏に侵入。米海軍が台湾海峡を通過。
国際通貨基金(IMF)が公表した財政モニターによると2021年の世界の財政赤字は8.6兆㌦(約950兆円)となる見通し。20年より5%減るものの、19年対比では2.7倍と記録的な高水準が続く。
米国とイラク両政府は、オンライン形式で経済や安全保障に関する戦略対話を開いた。共同声明では米軍が戦闘部隊をイラクから撤収すると明らかにした。
米2月貿易収支:▲711億ドル

8日:フィリピンの民放ABS-CBNは、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島の海域で、同社取材班が乗った船が中国艦船の追尾を受けたと報じた。中国海警局艦船のほか、海軍の高速攻撃艇だったとしている。
日本2月経常収支:+2兆9169億円

9日:バイデン米政権は、2022会計年度(21年10月~22年9月)予算で気候変動や医療などの「非国防費」を前年度比16%増やすよう議会に求める予算案を提示した。中国やロシアに対抗するため国防費の拡大を目指してきたトランプ前政権から転換する。
政府は東京電力福島第1原子力発電所の敷地内にたまる処理水に関して、海洋放出する形で処分する方針を固めた。13日にも関係閣僚会議を開いて正式に決定する。
英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズから買収提案を受けた東芝は、提案を受け入れるかについて、社内横断型の検討組織を設置することを決めた。
中国3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比):+0.4%
中国3月生産者物価指数(PPI)(前年同月比):+4.4%

10日:日本で新型コロナウイルスワクチンの高齢者への接種が12日から始まる。対象となる65歳以上の高齢者は3600万人で、第1弾として国から自治体に約5万人分を配布した。
中国の規制当局は、電子商取引(EC)大手のアリババ集団に対して182億2800万元(約3000億円)の罰金処分を科す決定を出した。
ミャンマーの北東部シャン州で、少数民族武装勢力が警察署を襲撃し、警察官14人が死亡した。現場は第2の都市マンダレーと中国国境の都市ムセをつなぐ幹線道路沿いで、同じ地域で衝突が続けば中国との陸路の貿易に影響が出る恐れがある。

 

先週の為替相場レンジ(変動範囲)

始値 安値 高値 終値 終値▲始値
USD/JPY 110.63 109.00 110.75 109.65 ▲0.98
EUR/USD 1.1761 1.1738 1.1928 1.1896 +0.0135
EUR/JPY 130.21 129.55 130.70 130.49 +0.28
USD/CNH 6.5744 6.5380 6.5832 6.5594 ▲0.0150
CNH/JPY 16.80 16.64 16.85 16.71 ▲0.09

 

先週の為替相場サマリー

先週のドル円相場は、1ドル=110.63円からスタート。先々週に111円をトライするも、突破出来なかったドル円は、売り先行でスタート、110.40のサポートも下抜け、ずるずると下落する展開に。週半ばは109.80でもみ合う展開が続いたが、木曜日のNY時間に大口の売りが入ると、109円丁度まで急落。ただしこのレベルでは買い優勢となり、徐々に反発すると、バイデン政権の新予算案も発表され、週末にはドルが反発。109.88まで反発したのち、109.65でクローズ。

ユーロ相場は、1ユーロ=1.1761ドルからスタート。ドル安が進む中で、ユーロドルはじり高の展開。ほぼ押し目なく上昇すると、木曜日の北米時間に1.1928の今週高値を付ける。週末はユーロ高が一服したものの、1.1898の高値圏でクローズ。

人民元相場は1ドル6.5744元からスタート。ドル安が進む中で、ドル人民元も、ドル売り人民元買いからスタート。普段よりも下落のスピードが速く、火曜日には6.54割れの水準まで到達。しかし、その後はアリババの罰金処分の報もあってかドル高人民元安へと傾き、週末にかけては再度6.57台まで戻したあと、6.5594でクローズ。

 

主な経済指標と政治イベントの予定

<今週>

12日:欧州2月小売売上高

13日:中国3月貿易収支
米国3月消費者物価指数(CPI)

14日:パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
1~3月期決算=米JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴ

15日:米国3月小売売上高
1~3月期決算=米バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ブラックロック

16日:中国1-3月期四半期国内総生産(GDP)
中国3月小売売上高
欧州3月消費者物価指数
米国3月住宅着工件数
米国3月建設許可件数
4月ミシガン大学消費者態度指数
日米首脳会談(ワシントン)

<来週以降>

4月22日:ECB
4月26日―27日:日銀金融政策決定会合
4月27日―28日:FOMC

4月下旬:菅義偉首相が大型連休中にインドとフィリピンを訪れる予定
5月25-28日:特別年次総会 シンガポール開催
6月1日:ECB
6月11-13日:主要7カ国首脳会議(G7サミット) 英南西部コーンウォール開催
6月15日―16日:FOMC
6月17日―18日:日銀金融政策決定会合
7月15日―16日:日銀金融政策決定会合
7月22日:ECB
7月27日―28日:FOMC
8月:ジャクソンホール会議
9月9日:ECB
9月21日―22日:日銀金融政策決定会合
9月21日―22日:FOMC
10月27日―28日:日銀金融政策決定会合
10月28日:ECB
11月2日―3日:FOMC
12月14日―15日:FOMC
12月16日:ECB
12月16日―17日:日銀金融政策決定会合

 

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