先週の為替相場レンジ(変動範囲)

始値 安値 高値 終値 変化率
USD/JPY 111.04 109.54 111.19 110.14 ▲0.81%
EUR/USD 1.1861 1.1782 1.1895 1.1873 +0.10%
EUR/JPY 131.71 129.63 131.88 130.77 ▲0.71%
USD/CNH 6.4706 6.4586 6.5002 6.4774 +0.11%
CNH/JPY 17.1604 16.8559 17.1947 16.9906 ▲0.99%

 

先週の為替相場サマリー

先週のドル円相場は、1ドル=111.04円からスタート。ドル円は、先週末の米雇用統計から続くドル売り円買いの流れを引き継ぎ、じりじりと下落する展開になると、木曜日に意識されていた110.50を明確に下抜け急落。公表された6月のFOMC議事要旨を眺めて、投資家の2022年後半の米利上げ観測が後退する中、ドル売り円買いはますます強まり、110円を割り込むと、一時109.54まで下落した。週末は行き過ぎた反発で、クロス円を中心に買い戻されると、ドル円は110円を回復し、110.14でクローズ。

ユーロ相場は、1ユーロ=1.1936ドルからスタート。ユーロも先週末の米雇用統計から続くドル売りの流れを引き継ぎ週初はユーロが買い戻され、火曜日には一時1.1895まで上昇。しかしその後は欧州の経済指標を確認しながらユーロ売りが優勢となると、水曜日には1.18を割り込み1.1782まで下落。週末にかけては、投資家の2022年後半の米利上げ観測が後退する中で、ユーロは買い戻され、1.1873まで戻してクローズ。

人民元相場は1ドル6.4585元からスタート。週初はドル売りの流れを引き継ぎ、火曜日に一時6.4586まで下落。しかしその後は続かず、人民元よりもドルが選好される中で、じわじわと買い戻され、6.50を目指して反転開始。9日に発表された中国6月の物価指数では卸売物価は引き続き高水準であったが、消費者物価は低位安定しており、市場への影響は限定的となった。週末にかけて人民元は買い戻され6.4774でクローズ。

 

先週のできごと

5日

  • 米国祝日(4日独立記念日の振替)
  • 黒田日銀総裁: 消費者物価の前年比、目先ゼロ%程度で推移すると予想
  • 中国6月Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI) 50.3
  • 欧州6月サービス部門購買担当者景気指数 58.3

6日

  • 豪州準備銀行(中央銀行)は6日、債券買い入れプログラムの縮小を決定した。現行の週50億豪ドルではなく、40億豪ドルになる。
  • 欧州7月ZEW景況感調査 61.2
  • 欧州5月小売売上高(前月比) +4.6%
  • 米国6月サービス部門購買担当者景気指数 64.6
  • 米国6月ISM非製造業景況指数 60.1

7日

  • 米連邦準備理事会(FRB)は、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨を公開した。量的緩和の縮小(テーパリング)の開始に向けた議論に着手した。政策変更の条件はまだ整っていないとしつつも「様々な参加者」が「従来想定より条件がいくぶん早く満たされる」との見方に言及した。

8日

  • 日本5月国際収支・貿易収支 +1兆9797億円
  • 米国前週分新規失業保険申請件数 +37.3万件

9日

  • 中国6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) +1.1%
  • 中国6月生産者物価指数(PPI)(前年同月比) +8.8%
  • カナダ6月雇用統計 新規雇用者数+23.1万人 失業率7.8%
  • 中国人民銀行(中央銀行)は、市中銀行から強制的に預かるお金の比率を示す「預金準備率」を引き下げると発表した。一部の小型地銀を除く金融機関が対象で、15日から0.5%下げる。
  • 20カ国・地域(G20)は、イタリア・ベネチアで開いた財務相・中央銀行総裁会議で共同声明を採択した。デジタル課税の導入や法人税の最低税率の設定など国際的な法人課税の新たなルールの大枠で合意し、「歴史的な合意を成し遂げた」と強調した。

※GDP=Gross Domestic Price(国内総生産)
※CPI=Consumer Price Index(消費者物価指数)
※PPI=Producer Price Indes(生産者物価指数)
※PMI=Purchasing Manager Index(購買担当者景気指数)
※ZEW=Leibniz Centre for European Economic Research(欧州経済研究センター)
※PMI・ZEWは50が基準、物価指数とマネー統計は前年同月比、GDPは前期比、特段の記載がない経済指標は前月比または当月の数値

 

注目の経済指標と政治イベント

12日

  • 新型コロナウイルス対策で東京都に4度目の緊急事態宣言(8月22日まで)
  • 08:50 日本5月機械受注

13日

  • 時間未定 中国6月貿易収支
  • 21:30 米国6月消費者物価指数(CPI)
  • 27:00 米国6月財政収支

14日

  • 11:00 ニュージーランド準備銀行(RBNZ、NZ中央銀行)政策金利
  • 18:00 欧州5月鉱工業生産
  • 21:30 米国6月卸売物価指数(PPI)
  • 23:00 カナダ銀行 政策金利
  • 25:00 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
  • 27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

15日

  • 11:00 中国4-6月期四半期国内総生産(GDP)
  • 11:00 中国6月小売売上高
  • 11:00 中国6月鉱工業生産
  • 21:30 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
  • 21:30 米国前週分新規失業保険申請件数
  • 21:30 7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
  • 22:15 6月鉱工業生産(前月比)
  • 22:30 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
  • 時間未定 米独首脳会談

16日

  • 時間未定 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
  • 15:30 黒田東彦日銀総裁、定例記者会見
  • 18:00 欧州6月消費者物価指数
  • 21:30 米国6月小売売上高
  • 23:00 月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
  • 29:00 5月対米証券投資

来週以降

  • 7月22日:ECB
  • 7月27日―28日:FOMC
  • 8月26日―28日:ジャクソンホール会議
  • 9月9日:ECB
  • 9月11日:米同時テロから20年
  • 9月21日―22日:日銀金融政策決定会合
  • 9月21日―22日:FOMC
  • 9月26日 ドイツ総選挙
  • 10月27日―28日:日銀金融政策決定会合
  • 10月28日:ECB
  • 10月30日―31日:G20首脳会議
  • 11月2日―3日:FOMC
  • 12月14日―15日:FOMC
  • 12月16日:ECB
  • 12月16日―17日:日銀金融政策決定会合

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