先週の為替相場レンジ(変動範囲)
始値 | 安値 | 高値 | 終値 | 変化率 | |
---|---|---|---|---|---|
USD/JPY | 134.27 | 133.93 | 136.52 | 136.49 | +1.65% |
EUR/USD | 1.0685 | 1.0537 | 1.0704 | 1.0547 | ▲1.29% |
EUR/JPY | 143.51 | 142.18 | 144.16 | 143.95 | +0.31% |
USD/CNH | 6.8625 | 6.8545 | 6.9834 | 6.9801 | +1.71% |
CNH/JPY | 19.57 | 19.38 | 19.64 | 19.54 | ▲0.15% |
先週の為替相場サマリー
ドル高が進行
USD/JPY
- ドル円は週末に大きく上昇。1ドル=134.27円からスタートし、ドル高の流れを引き継ぎ底堅く推移すると、火曜日のNY時間に135円に到達。その後は金曜日の植田次期日銀総裁候補の所信聴取と、米国の1月PCEデフレーターを控えて方向感のない動きが続いた。迎えた金曜日、植田日銀総裁候補は現行の金融政策の継続路線と、日本の基調的なインフレ圧力は依然として低く、おそらく2月CPIでピークを迎えるなどコメントしたことで、円売りが加速、136円手前まで上昇した。NY時間には相場のメインテーマである米国1月PCEが発表され、前月からのインフレ再上昇が確認されると一段と上昇し、136.52円まで上昇したのち、136.49円でクローズ。
- 先週末の予想は「上」で結果は「〇」。2022年初からの正答率は63.8%。
EUR/USD
- ユーロはじり安。1ユーロ=1.0685ドルからスタートし、火曜日の弱いユーロ圏2月ZEWや、ウクライナにおける戦争の激化を受けてユーロ売りが強まると、水曜日深夜のに直近のFOMC議事録が公表され、0.50%利上げを推す声が確認されるとこのタイミングで1.06を割りこんだ。その後もユーロ売りは続き、金曜日には米国1月PCEデフレーターのリバウンドも受けてドル買いが強まると、1.0537まで下落したのち、1.0547でクローズ。
- 先週末の予想は「下」で結果は「〇」。2022年初からの正答率は64.3%。
USD/CNH
- 米ドル買い優勢。1ドル=6.8625元からスタートし、底堅い動きが続くと、水曜日には6.90を上抜け。週末の米国1月PCEデフレーターの上昇を受けてドル買いがさらに強まると、6.9834まで上昇したのち、高値圏の6.9801でクローズ。7.00越えが再び視野に入ってきた。
- 先週末の予想は「上」で結果は「〇」。2022年初からの正答率は66.7%。
本コンテンツの続き
- 先週の出来事
- 注目の経済指標と政治イベント
- 先週の通貨強弱
- グローバルマクロ環境の整理
- チャート分析
- 今週の戸田の相場見通し
- 動画解説
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