先週の為替相場レンジ(変動範囲)
始値 | 安値 | 高値 | 終値 | 変化率 | |
---|---|---|---|---|---|
USD/JPY | 135.96 | 134.11 | 137.90 | 134.98 | ▲0.62% |
EUR/USD | 1.0619 | 1.0525 | 1.0702 | 1.0643 | +0.23% |
EUR/JPY | 144.57 | 143.33 | 145.45 | 143.66 | ▲0.63% |
USD/CNH | 6.9044 | 6.9028 | 6.9971 | 6.9381 | +0.49% |
CNH/JPY | 19.71 | 19.40 | 19.74 | 19.45 | ▲1.32% |
先週の為替相場サマリー
円の買戻しが優勢
USD/JPY
- ドル円は下落。1ドル=135.96円からスタート。週初、拮抗状態が続いていたが火曜日NY時間にパウエルFRB議長が「縮小した利上げ幅を再び拡大する可能性を示唆」したことで上伸。水曜日の東京時間に高値137.90をつけた後、ロンドン時間には利食い売り優勢となり週初の拮抗状態に戻った。注目の集まった金曜日の日銀金融政策決定会合は政策据え置きとなり、政策修正期待の円買いポジションが巻きもどされ137円手前まで再上昇したが、勢いは続かず。その後に同じく注目を集めた米2月雇用統計が予想比下ぶれたことに加えて、シリコンバレーバンクの倒産がマーケットの話題を席巻すると市場はリスクオフが優勢となり株安、怒涛の円買戻しの展開となり安値134.11を記録したのち、134.98円まで値を戻してクローズ。
- 先週末の予想は「フラット」。2022年初からの正答率は62.5%。
EUR/USD
- ユーロは小幅に上昇。1ユーロ=1.0619ドルからスタート。週初は先週の流れを引き継ぎユーロ買戻しが優勢となるが、火曜日NY時間のパウエルFRB議長発言を受けてドル買い優勢となり水曜日の東京時間に1.0525の今週安値を記録。その後は底堅い展開が続き、金曜日に発表された米2月雇用統計が予想比で下振れたこと、シリコンバレーバンクの倒産が伝わったことからユーロは急速に買い戻され1.0702の今週高値を記録したのち、1.0644まで下押されてクローズ。
- 先週末の予想は「フラット」。2022年初からの正答率は62.8%。
USD/CNH
- ドル高、人民元。1ドル=6.9044元でスタート。週初はドル高が優勢で、火曜日NY時間のパウエルFRB議長発言を受けてさらに上伸、水曜日の東京時間に6.9971の今週高値を記録。その後は上値重く推移し、金曜日に発表された米2月雇用統計が予想比で下振れたこと、シリコンバレーバンクの倒産が伝わったことからドル売り優勢となり、一時6.9028まで下落したのち、6.9381でクローズ。
- 先週末の予想は「フラット」。2022年初からの正答率は65.3%。
本コンテンツの続き
- 先週の出来事
- 注目の経済指標と政治イベント
- 先週の通貨強弱
- グローバルマクロ環境の整理
- チャート分析
- 今週の戸田の相場見通し
- 動画解説
上記をご覧いただくには、為替トレーディング部への入部登録が必要です。入部登録後にログインして頂くことですべてのコンテンツをお楽しみいただけます。