先週の為替相場レンジ(変動範囲)

始値 安値 高値 終値 変化率
USD/JPY 132.49 129.65 133.01 130.70 ▲1.35%
EUR/USD 1.0706 1.0632 1.0930 1.0760 +0.50%
EUR/JPY 141.85 138.84 143.63 140.64 ▲0.85%
USD/CNH 6.8874 6.8090 6.9069 6.8692 ▲0.26%
CNH/JPY 19.24 18.85 19.33 19.02 ▲1.11%

 

先週の為替相場サマリー

日本円の買戻しが継続

USD/JPY

  • ドル円は続落。1ドル=132.49円からスタート。週初は先週の流れを引き継ぎ上値重く推移したものの、月曜日に日米欧の6中央銀行によるドル供給拡大が発表、さらに火曜日に米国2月中古住宅が前月比+14.5%と反発したことも好感されると、次第にドル買い戻しが優勢となり水曜日のNY時間に133.01円の今週高値を記録。迎えたFOMCでは市場の想定より引締め的な内容だったものの、イベントを消化したことでドル売りが再開、131円台へと押しもどされた。週末に掛けてはフランス、ドイツへとデモの輪が広がる中で、市場はリスクオフ優勢、日本円は買いもどされ、金曜日の欧州時間に129.65円まで円買いが進んだのち、130.70円まで戻してクローズ。
  • 先週末の予想は「下」、結果は「〇」。2022年初からの正答率は64.0%。

EUR/USD

  • ユーロは上昇。1ユーロ=1.0648ドルからスタート。週初は米株に持ち直しの動きがみられる中で、ユーロも含め諸通貨が買い戻される展開となり、FOMC前に1.08ドル手前まで上昇。迎えたFOMCでは市場はドル売りで反応し、ユーロはさらに上値を伸ばすと、木曜日の東京時間に今週高値となる1.0930ドルに到達。その後はリスクオフ優勢で、株安、クロス円売りとなる中でユーロは押し戻され1.0760ドルでクローズ。
  • 先週末の予想は「上」、結果は「〇」。2022年初からの正答率は64.4%。

USD/CNH

  • 人民元は小幅に上昇。1ドル=6.8874元でスタートし、FOMCまで方向感なく推移。FOMCを経てドル売りが強まると、木曜日の欧州時間に今週の安値6.8090元を記録。しかし人民元を買う材料にも乏しく、次第にもみ合っていた水準に戻っていき、週初より小幅にドルが安い6.8692元でクローズ。
  • 先週末の予想は「下」、結果は「〇」。2022年初からの正答率は66.0%。

本コンテンツの続き

  1. 先週の出来事
  2. 注目の経済指標と政治イベント
  3. 先週の通貨強弱
  4. グローバルマクロ環境の整理
  5. チャート分析
  6. 今週の戸田の相場見通し
  7. 動画解説

上記をご覧いただくには、為替トレーディング部への入部登録が必要です。入部登録後にログインして頂くことですべてのコンテンツをお楽しみいただけます。