先週の為替相場レンジ(変動範囲)
始値 | 安値 | 高値 | 終値 | 変化率 | |
---|---|---|---|---|---|
USD/JPY | 132.13 | 131.84 | 134.04 | 133.79 | +1.26% |
EUR/USD | 1.0901 | 1.0831 | 1.1076 | 1.0995 | +0.86% |
EUR/JPY | 144.03 | 143.80 | 147.18 | 147.10 | +2.13% |
USD/CNH | 6.8801 | 6.8299 | 6.8981 | 6.8695 | ▲0.15% |
CNH/JPY | 19.21 | 19.17 | 19.48 | 19.47 | +1.35% |
先週の為替相場サマリー
円安が進行
USD/JPY
- ドル円は上昇。1ドル=132.13円からスタート。週初は植田日銀総裁記者会見にて金融緩和継続方針が示されたことで円売りが加速し月曜日のNY時間に高値134.04円を記録。その後、水曜日の米国3月CPI総合が市場予想を下回ったことでドル売りに転じ133円丁度レべルまで下落。さらに木曜日の米国3月PPIが予想比で大幅に下振れたことでドル売りが強まったが、132円台の前半まで下落したあとは買いが優勢となった。金曜日はFOMCボードメンバーのウォラー氏が「金融政策をさらに引き締める必要がある」と発言したことでドル買いが強まり133円台に値を戻すと、金曜日に発表された米国4月ミシガン大学消費者態度指数も強く一層ドル買いが強まり、133.79円まで上昇してクローズ。
- 先週末の予想は「フラット」。2022年初からの正答率は63.5%。
EUR/USD
- ユーロは上昇。1ユーロ=1.0901ドルからスタートすると、週初こそユーロ売りが強まり安値1.0831ドルを記録したものの、その後は月曜日NY時間からユーロ高に転じ、水曜日の米国3月CPI、木曜日の米国3月PPIでインフレ鈍化が確認されたことで金曜日のアジア時間まで強いユーロ買いの流れとなり、高値1.1076ドルを記録した。金曜日NY時間はウォラー氏の金融引締め的な発言や強い米国4月ミシガン大学消費者態度指数の結果を受けて、ドルが買い戻され、ユーロが売られたことで1.0995ドルまで押し下げられクローズ。
- 先週末の予想は「上」で、結果は「〇」。2022年初からの正答率は63.8%。
USD/CNH
- 人民元は小幅に上昇。1ドル=6.8801元でスタートし、週初はドル買い優勢で火曜日のNY時間に今週の高値6.8981元を記録。水曜日の米国3月CPI下振れからドル売りに転じ、金曜日アジア時間に安値6.8299元を記録。その後はウォラー氏の金融引締め的な発言や強い米国4月ミシガン大学消費者態度指数の結果を受けて、ドルが買い戻され、6.8695元でクローズ。
- 先週末の予想は「フラット」。2022年初からの正答率は66.7%。
本コンテンツの続き
- 先週の出来事
- 注目の経済指標と政治イベント
- 先週の通貨強弱
- グローバルマクロ環境の整理
- チャート分析
- 今週の戸田の相場見通し
- 動画解説
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