本日は法人のお客様から高評価を頂いております「業務支援」の具体例についてご紹介させて頂きます。
サービス検討のご参考にして頂ければ幸いです。
目次
実績1:大手物流T社が銀行の隠れ為替手数料の引き下げに成功
設備投資に係る資本金10億円の中国向け海外送金をフォローアップ。現地での人民元両替に1%の為替手数料が上乗せされていることが発覚。戸田がT社とともに銀行と交渉し、結果0.99%の為替手数料(レート)減免を獲得、0.01%の為替手数料で両替を実施できた。
財務的成果:減免により+990万円、さらに相場の波も捉え300万円上乗せ =+ 1,290万円
お客様の声:ジョブローテーションの一環で中国現地のトップを任されたが、財務の経験がなく、頼りになると感じていた銀行担当者の言うとおりに業務を遂行していた。戸田さんに入って頂いて、まさかこんなに手数料を取られていることが分かって驚愕だった。(銀行との)1行取引は危ないと感じたので、今後は複数行との取引を検討していきたい。戸田さんには非常に感謝している。
後日談:本社からは「よく財務コストを削減出来た、よく見抜いた」と言うことで高い評価を頂いたそうです。その後は本社の上級の役職としてお戻りになられました。仕事そのものは中国現地でご一緒させて頂きましたが、日本本社に戻ってからも仲間としてお食事に連れていって頂くなど高い評価を頂くことが出来ました。
実績2 :上場マーケティング企業A社、新たな為替リスクヘッジ手法の獲得
相手の引出を熟知している戸田をチームに引き入れたことで、銀行から「ニーズに合致した為替予約」の提案を頂き、結果としてドルの資金負担、及び不足しているドルを準備するための両替手数料(日本円→米ドル)の発生を回避することができた。
財務的成果:2日分の資金調達コスト及び事務コストの削減+両替手数料200万円の削減
案件のポイント:通常、金融のプロである銀行と、金融以外が本業であるお客様との間には「金融商品に関する情報の非対称性」が存在します。戸田をチームに入れて頂くことで、銀行との「情報の非対称性」を消しさり、対等な立場で案件を進めることが出来るようになります。
実績3:上場マーケティング企業A社と銀行との交渉に立ち会い、大幅な条件改善に成功
来年度のリスク管理体制見直しにあたって戸田をチームに加えたA社は、各行からの提案を頂くことにした。いままではあまり乗り気ではなかったメイン銀行も外部のコンサル(戸田)がついてるとあって、本気の姿勢に変わった。
財務的効果:為替手数料10銭(年間100万円)引き下げ+新しい為替ヘッジ手段を2つ獲得+新規外貨借り入れの提案(年間400万円の財務成果改善)
案件のポイント:元メガバンクの資金為替(銀行の財務部門)を担当していた戸田をチームに入れて頂くことで、銀行に対して本気度が伝わります。メイン行は焦りを、準メイン行やその他銀行はメインを取るチャンスと捉えるため、銀行の積極的な提案に繋がりました。
実績4:上場マーケティング企業A社、為替リスク管理規定及び、年度方針の策定
戸田をチームに加えたA社は、銀行と協力して、為替リスク管理方針の見直しをわずか3ヵ月で達成。実績2、実績3と合わせて約半年間の急ピッチでスリムな外国為替取引と社内のリスク管理方針を構築した。
財務的成果:コンサルティング導入後3ヵ月で為替リスク管理規定及び年度方針を策定。週に1度の定例ミーティングを通じて、適宜お互いの進捗を確認しあいながら、当初想定通りに完成。
お客様の声:私は会計のバックグラウンドがあるし、財務のトップを務めているので、銀行との面談にも自信を持って臨んでいた。しかし金融のプロフェッショナル(戸田)に入ってもらうことで自分ひとりでは思いつかないアイデアを貰うことが出来て、結果として高い財務的成果も残せた。銀行との良好な関係も継続しているし、社長も満足しているし、何より自分自身も大変勉強になった。これからはより一層、会社を牽引する財務部(長)として、社内外に貢献していきたい。
案件のポイント:お客様は戸田よりも財務経理全般に精通された方です。そのような財務経理のプロフェッショナルであるお客様と、金融プロフェッショナルである戸田がチームを組むことで、さらに高い財務的成果を残すことが出来ました。
おわりに
ここまでご覧頂き、まことにありがとうございました。さいごに、少し「業務支援」の内容を補足させて頂きます。
銀行はお客様のことを大切に考えている場面もあります。ですが、こと金融商品の販売(外国為替はもちろん、預金や融資も含む)においては、100%の確率でお客様と利益相反関係になります。
これは個々の担当者や支店、部の問題ではなく、銀行というビジネスモデルが100%お客様のために動けない仕組みなのです。お客様の外為手数料を削減したり、高い預金利息を付与したり、低利息で融資を実行したりすれば、その分銀行の収益は低下してしまうので、それを銀行は簡単には受け入れられません。ですからお客様と銀行は必ずしも同じ方向を向いて一緒に仕事に取り組めないのです。
これについては、お客様と銀行担当者の仲が良ければ良いほどに現実のこととして受け入れられないと思います。ですが、それは決して特別なことではありません。今まで「業務支援」をさせて頂いた全てのお客様がやはり最初はその真実を受け入れがたく感じておられます。ですが全ての業務支援が終わった後に、お客様が一様に教えてくださるのは、「銀行のことを信じ切ってはいけない」「戸田さんに入ってもらって本当に良かった」ということです。
私がご提供する「業務支援」は、外国為替の金融商品や会計に関する知識を持ち、且つ独立した立場にあるからこそご提供できるサービスです。ですから大手銀行や大手監査法人にはご案内の出来ないサービスと言えます。
お客さまの素晴らしいビジネスを、私の金融の知識でさらに一歩前に進めたいです。本サービスを通じて得た財務的成果が、お客様のビジネスのさらなる発展と、ご担当者様の社内外でのご活躍に寄与し、みなさまがより大きなステージへと進んでいかれることを楽しみにしております。
戸田裕大