この記事でわかること

  • FXが危険な理由
  • 高レバレッジを用いた危険なFX取引例
  • FXのリスク分類
  • FXのリスクの種類

 

FXが危険な理由

FX取引では、レバレッジと呼ばれる仕組みを利用して取引が行われることが一般的です。レバレッジを使うことで、少ない資金でも大きな取引が可能になりますが、同時にリスクも大きくなります。
レバレッジについて詳しくはこちら→URL:https://yudaitoda.com/leverage001

一般に外国為替市場は株式市場よりも変動率が低いのですが、新興国通貨においては変動率が大きくなりやすいため注意が必要です。またレバレッジを用いる場合に、利益を大きく狙うことが可能となる一方で、現物株式よりも大きなリスクをとってしまうこともあります。

また初心者のうちは知識・経験が不足しているものです。 FX取引には、金融政策と経済指標の理解やチャート分析など、多くの知識のインプットが必要です。また、感情に流された取引や、過信によるリスク管理の失敗も、初心者にありがちな危険要因です。

 

高レバレッジを用いた危険なFX取引例

リスク管理をせずに短時間で稼ぎたい!と意気込んでトレードをすると、FXの資金はあっという間になくなります。

もしもの話です。

・通貨ペア USD/JPY(ドル円)
・口座総額 100万円
・為替レート 1ドル=100円
・100万通貨の買いポジション
※海外FX会社想定

以上の条件でポジションを持った時

・-50銭で-50万円、+50銭で+50万円
・-1円で-100万円、+1円で+100万円

-50銭で、口座の半分がなくなっていることになります。

-1円で、口座の資金は全てなくなります。

これが高レバレッジの怖いところです。無論リターンも大きいのですが、これでは資金を飛ばしてしまうでしょう。

きちんとリスク管理学んで実行し、損切設定を確実に行うことが、トレーダーとしての最低条件です。

損切設定の解説はこちら→URL:https://yudaitoda.com/losscut002

 

FXのリスク分類

・システムリスク
取引プラットフォームや通信システムなどの技術的な問題によるリスク。システム障害やハードウェアの不具合が発生すると、取引が滞り損失が発生する可能性があります。

・為替変動リスク
通貨ペアの価格変動によって生じるリスク。経済指標の発表、政治的な出来事などにより為替レートに大きな変動が起こります。この時、為替レートが予想とは逆方向に動くと大きな損失が発生する可能性があります。

・金利変動リスク
スワップポイントには2通貨の金利差が大きく影響します。金利が変化することでスワップポイントが変化する点を覚えておきましょう。

・流動性リスク
通貨ペアの流動性(取引量)が少ない場合、スプレッドと呼ばれる売値と買値の差が大きく広がる可能性があります。

・信用リスク
FX会社が破綻してしまった場合に資金が戻ってこない場合があります。通常は信託保全と呼ばれ、FX会社と投資家の口座は別管理され保全されていますが、それを行っていないFX会社は要注意です。

 

戸田裕大の一言

リスクのないところにリターンは存在しません。

したがって必要以上に危険やリスクを恐れても仕方ないのですが、最低限ここで述べたような事項はしっかりと頭にいれておきましょう。

戸田からのお役立ち情報はこちら→:https://linktr.ee/yudaitoda