こんにちは戸田です。

突然ですが、実は私、プログラミングに挑戦しています。それでこの場をお借りして報告させて頂こうと考えました。苦労している様をみて頂くのは、読み物として楽しめるのではないかと考えた次第です(笑)。

 

ところで、みなさんは「FinTech」という言葉をご存じでしょうか?

ご存じの方も多いと思いますが、「FinTech」は「Finance」と「Technology」 を掛け合わせた造語です。

いま、大きな資金調達を成功させている企業に FinTech 関連が多いそうです。

(このトレンドは随分前からだと思いますし、内容の薄い、ペラペラのコメントで恐縮です・・・)

 

自分もいわゆる「FinTech」 に挑戦したいと考えているのですが、何がキッカケだったのかと、少し目をとじて思いだしてみました。

1つがアリババグループの「アントフィナンシャル(以降アントと略す)」です。昨年末でしょうか、香港株式上場最大の上場を予定し、さらにその上場手続きが取り消しになったことで大騒ぎになったあの企業です。

世間一般には中国の巨大テック企業というイメージがあると思いますが、実は私が上海で働いていたころ、既にアントは中国インターバンク市場において絶大な存在感を放っていました。アントが調達する、アントが運用する、その金額があまりにも巨額で、アントの一挙手一投足で中国の短期金融市場がざわついていました。FinTech企業が短期金融市場を揺るがす、そんなことは日本では見たことがなかったので衝撃を受けたのです。

もう1つが「MuSigma」というインド企業です。2年くらい前だと思うのですが、インドはバンガロールで企業見学をさせて頂きました。この会社はいわゆる戦略コンサルティングが行う領域(情報の収集、整理、戦略立案)、すなわちデータ解析、データに基づく意思決定をほぼ自動で行っています。

それを聞いて、プログラミングのスキルがあれば自分の外国為替リスク管理のコンサルティングや、外国為替市場の調査、FXトレーディングに役立てることが出来るのではないかと考えました。

他にも色々あったと思うのですが、今、ぱっと思い出せるのはこんなところです。

 

私は仕事で10年ほど金融マーケットや、金融商品の開発に携わっていたので、Finance に関する知識はそれなりにあると思っているのですが、Technology は正直あまり得意ではなく、どうでしょう、まともに使えるのはExcelくらいでしょうか・・・以前にSASと言う大容量ソフトを使用して為替市場の流動性を調査していたこともあったのですが、もう完全に忘れました。

いい加減にプログラミングへの苦手意識を克服したいと思って、今日はこうして記事に書き起こしています。

 

いま私は大阪に住んでいます。それで梅田の某プログラミングスクール(言語はpython)に通っています。たしか2021年の夏ごろからだと思います。と言っても自宅で受講していることがほとんど。内容は100%フル自習で、アドバイザー兼、監視人がついているスクールです。

これが結構きつく、体調を壊したことや、円相場が動いていたこともあって、ここ1ヵ月ほど進捗が止まっていました。ですが「立ち止まるのはここまでにしたい」、と思い今日からもう一度手を動かし始めました。外為市場調査しつつ、法人向け外国為替サービスを提供し、がっつりFXトレーディングをして、さらにプログラミングの練習をするのはかなりきついですが、今やらねば、きっともうやることはないだろうと言う不退転の決意です。

それから、併せてMT4(MT5の方が良いのでしょうか?)を用いたシステム取引にチャレンジしてみようと思っています。まずは自分が知識として既に持っている実需取引を活用したシステム、地理的に裁定が効きやすい通貨ペアのシステム構築から始めてみたいと思っています。慣れてきたらオプションを片手に、システム取引(ガンマディール?)も面白いと思っています。

これらは開始したら、トラックレコードを報告したいと思っていますので、楽しみにお待ちいただけますと幸いです。

 

とまぁ、そんなことを考えていました。

しかし現実は、今日も単純なプログラム作成とその修正を何度も何度も繰り返し打ち込んでいるだけです。某プログラミングスクールは同じコードを何回も何回も入力して身体で覚える運営方針なのです。テニスで言うと素振りや、振り回しに近い感じがします・・・

 

理想と現実のギャップに悩みつつも、着実に前に進めて行きたいと思います。

この記事が、何かしら目標がある方のやる気を少しでも刺激できていれば幸いです。

千里の道も一歩より

一緒に頑張りましょう!